『楽屋』×ドラシア出演者募集!
投稿日:2025.11.30

【出演者募集】dramatheatre 第10回記念公演「楽屋」

~流れ去るものはやがてなつかしき~

 

ドラシアは、2026年秋、記念すべき第10回公演として、清水邦夫の傑作『楽屋』を上演します。

 

 

キャスト応募フォーム

  

 

作品について

 

清水邦夫『楽屋 〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』 楽屋で化粧をする二人の女優。そこに現れる、かつてプロンプターだった幽霊と、枕を抱えた幽霊。 「女優」という生き物の業、嫉妬、そして演劇への渇望を描く、女優4人だけの会話劇。 日本演劇界の金字塔であり、女優ならば誰もが一度は挑みたいと願う最高傑作です。

 

第10回公演「楽屋」の幻の11ステ目は「即興シャッフル公演」に挑戦!

 

幻の11ステ目「シャッフル公演」への挑戦

 

本公演はダブルキャスト(2チーム)で上演しますが、千秋楽のさらにその先――「第11回目ステージ」として追加公演を行います。この11回目のキャスティングは、事前に決まってはいません。

 

★本公演だけの特別企画:「一夜限りのシャッフル公演」

本公演では、お客様アンケートで「別の組み合わせで観たいシーン」や「心に残ったキャスト」を募集します。 人気投票や優劣を決めるものではありません。お客様の「もう一度観たい!」という熱量と、そこから生まれる新しい化学反応を大切にしたいからです。

いただいた声をヒントに、キャストをシャッフルした「一夜限りの特別ステージ」を作るかもしれません。 決まった配役だけでなく、予想もしない役に出会えるチャンスも……? チーム全員で、千秋楽まで作品を進化させていきましょう!

 

※「最初から全役を暗記しなければいけないのか」と不安に思う必要はありません。 本番までの数ヶ月間、稽古の合間に「役を交換して遊ぶ」ような実験的な時間を設けていきます。毎日仲間の芝居を目の前で見続ける中で、自然と耳に残り、身体に染み付いてしまった言葉たち。その「稽古場の蓄積」を使って、11ステ目はスリリングに遊びたいと思います。

 

 

募集要項

 

過去の実績・経験は問いません。

募集人数: 女性 8名(ダブルキャスト)

募集配役: 女優A、女優B、女優C、女優D

応募資格: 18歳以上の女性。心身ともに健康で、この企画を楽しめる方。広報に自信のある方、トークスキルのある方、等。

 

公演概要

 

日程: 2026年11月20日(金)〜11月24日(火)

21〜23日の三連休を含みます。

全11ステージ予定(各チーム5回+シャッフル1回)。

会場: 穂の国とよはし芸術劇場PLAT(創造活動室B)

演出: 小菅かおり

 

参加条件・待遇

 

遠方からの挑戦者を歓迎するバックアップ体制を整えています。

 

チケットノルマ: あり(最大30枚 ※配役・出演量により変動。キャッシュバックあり)

参加雑費: 毎月3,000円(稽古場消耗品費等)

宿泊サポート: 格安の宿泊施設(ドラマシアター古民家)を提供

家賃:月額 5,000円 + 光熱費実費

東京・大阪など遠方からの滞在制作が可能です。

稽古期間中のアルバイト等は相談に応じます。

 

稽古スケジュール

 

開始時期: 2026年9月中旬頃(本番2ヶ月前)より本格始動。

場所: 主に豊橋市内の稽古場。

集中稽古: 本番2週間前(11月初旬)からは原則全員参加。

※スケジュールの調整について 遠方キャストや仕事・学業のある方は、スケジュールを考慮し個別に調整します。 また、実力や経験に応じ、予定より早めの豊橋入り(滞在稽古)も可能です。 じっくりと役に向き合いたい方や、稽古量を確保したい方はご相談ください。

 

選考の流れ

 

1. 書類選考 応募フォームの内容をもとに選考します。

2. アンケート審査 書類選考を通過された方にのみ、ヒアリング用のアンケートをお送りします。 創作におけるスタンスや、作品に対する考えについてお答えください。 ※審査の過程で、別途、自己紹介や実技などの動画提出をお願いする場合がございます。

3. 面談・実技審査(最終選考) オンライン、または対面(豊橋・東京・大阪等で調整可)にて行います。 ※この面談にて、本公演独自の「仕掛け(投票・配信企画など)」の詳細について説明し、参加の意思を確認します。

応募開始:2026年2月16日(月)

応募締切: 2026年4月30日(木)

 

主宰・小菅かおりより

みなさん、こんにちは。この応募フォームを最後まで読んでくれてありがとうございます。

『楽屋』は、舞台を志す者なら誰もが一度は挑みたいと願う傑作ですよね。 当然、私自身も皆さんと同じ。この伝説的な戯曲に、演出家として全力で挑みたいと思っています。 私と一緒に、清水邦夫さんの描く「狂気」の世界へ。共に挑戦しましょう!!

最後になりますが、ひとつだけお話ししておきたいことがあります。 演劇プロデュース集団dramatheatreは、毎公演かなり早い段階でキャストを決定し、台本をお渡ししています。本番まであえて長い「潜伏期間」を設けているのには、明確な理由があります。

それは、セリフを覚え、個人で役と向き合う時間を確保してもらうのと同時に、 稽古・本番期間中の「活動資金」を計画的に工面してほしいからです。

稽古が始まったら、そこからは怒涛の日々です。苦しい時もあるし、仲間と一緒に笑い合える時もあるでしょう。 その一番大切な時期に、金銭的な不安や生活の悩みで頭を抱えることなく、ただひたすらに、この『楽屋』という作品に集中してもらいたいのです。

「演劇」と「生活」の両立は、本当に難しい。 志半ばで、生活苦により舞台の世界から去っていく役者をたくさん見てきました。 だからこそ、それでも演劇がやりたいあなたへ。

渾身の一本のために、今のうちから計画的に準備を整え、万全の状態で豊橋へ来てください! あなたからの熱いご応募、待ってます!!

                  演劇プロデュース集団dramatheatre 主宰小菅かおり

お互いに「ここでやりたい!」「この人と作りたい!」とワクワクしてスタートできるのが一番だと思っています。 稽古場の雰囲気や、私の演出スタイルがあなたに合いそうか、応募の前に少しだけ覗いてみてください。

▼ 演出雑記(note) https://note.com/dramatheatre