
演劇プロデュース集団dramatheatre 第9回公演 「ジャック」のキャストと、
作品を共に創り上げるクリエイターを募集します。
クリエイター募集は↓
https://www.dramatheatre.org/blog/4522/
こちらはキャスト募集詳細ページです
脚本は『GANTZ』『ザ・ファブル』の渡辺雄介氏
「芸の肥やし」として殺人を繰り返す男・熊野が巻き起こす事件を、一人の刑事が追う。その追跡の果てに、誰の脳が、誰の意識が「ジャック」されているのか、観客は判別不能に陥る。
脚本は、渡辺雄介氏。 映画『ザ・ファブル』、『GANTZ』、『20世紀少年』、ドラマ『ブラッディ・マンデイ』など、数々の大ヒット・エンターテイメント作品を手掛ける、日本を代表する著名な脚本家です。
本作『ジャック』は、渡辺氏がまだ映像界で名を馳せる以前の2009年、彼とプロデュースユニット「一番星ブラザーズ」(永田恵悟、笹嶋和人、越村友一)が組み、小劇場で発表した初期のオリジナル戯曲です。


2009年の初演時、永田恵悟、笹嶋和人、越村友一、すがおゆうじ(当時:須加尾由二)、たにかわコウ(当時:谷川功)、木下智恵、小平伸一郎(当時:猿田モンキー)、そして小菅かおり(当時:水谷かおり)といった俳優陣が集結しました。
彼らは当時、「東京セレソンデラックス」(永田・越村)や「★☆北区つかこうへい劇団」(木下)といったトップ集団の出身・有志であり、この公演は、後にすがおゆうじと、たにかわコウが「崖っぷちウォリアーズ」を結成するきっかけの一つとなりました。
メンバーの中には、現在「JACROW」で活躍する小平伸一郎や、アーバンスポーツや国際大会のアリーナを熱狂させる、日本トップクラスのマルチMC笹嶋和人。そして、dramatheatre主宰・小菅かおりも出演。この作品は、彼らが未来を担うための「才能の登竜門」であり、極めてポテンシャルの高い俳優陣によって演じられました。
演出・主宰小菅かおり
dramatheatre主宰。俳優の肉体と心理の極限を引き出すことに特化し、役者が持つ一瞬のエネルギーと情熱を最大限に引き出すことを追求します。R18指定のテーマを観客が生々しく体験するよう、空間全体を物語の「生きた場」として構築する、野心的な演出に定評があります。


公演概要
本番日程: 2026年7月17日(金)〜7月20日(月・祝)(三連休を含む4日間、全9回公演予定日程が前後する可能性があります)
会場: 愛知県豊橋市 水上ビル「水の上」 (1F / 2F / 3F 使用)
入場料: 5,000円(ドリンク・フード付)
その他:R指18指定(18歳以上推奨。残酷な描写、暴力、性的なテーマなど過激な内容を含みます)全公演終了後にお客様との交流会があります。
募集キャスト
求める人物像:物語の中核を担う熱意のある方、20代〜40代に見える男女、刑事役、殺人鬼役に挑戦したい方 など
募集人数: 10名(男性7名・女性3名)
応募資格:18歳以上(性別・経験不問)
公演の成功に向けて動ける、主体性のある方。
SNS発信が得意な方歓迎。
R18指定について:18歳以上推奨の作品が自主的に用いる区分であり、残酷な描写、暴力、性的なテーマなど、過激な内容を含む際に使用されます。
チケットノルマあり(最大30枚) ※配役の出演量により変動します。
キャッシュバックあり(一枚につき最大1000円)※配役の出演量により変動します。
参加雑費: 3,000円(※稽古場の共用消耗品費等として、宿泊利用の有無にかかわらず参加者全員にご負担いただきます。)
dramatheatreの方針:当劇団では、出演者一人につき15枚のチケット販売を目標として設定しています。
もちろん、売るためのノウハウは共有します。一緒に完売を目指せるビジネスパートナーを募集します。
稽古スケジュール
稽古場所: 主に豊橋市内の稽古場を使用します。
稽古開始時期(予定): 2026年5月中旬頃(本番2ヶ月前)から、本番に向けた稽古を本格的に開始します。
集中稽古期間: 本番2週間前(2026年7月初旬頃)からは集中稽古期間とし、原則として全員参加をお願いします。
スケジュールに関する考え方:
上記を基本としますが、配役(出演量)や演技経験(初心者の方は早めの稽古開始も可)に応じて、稽古の頻度や参加時期は変動します。
仕事や学業との両立を目指す方も歓迎します。応募時にNGスケジュールを申告いただければ、キャスティングの段階から個別に相談し、計画的に稽古を進めていきます。
遠方キャストの方へ(宿泊・生活)
格安の宿泊施設(ドラマシアター古民家)を提供します。
費用:家賃:月額 5,000円
光熱費:実費(相部屋の場合は折半)
生活について:稽古と両立可能な現地でのアルバイトも可能です(相談に応じます)。
ウィークリーマンション等を個人で手配することも可能です。


選考の流れ(出演者)
1.1次:書類(メールアンケート)選考
応募メール(またはフォーム)確認後、アンケートをお送りします。
2.脚本(台本)の一部送付
書類選考を通過した方にのみ、脚本(台本)の一部をデータでお送りします。
本作は(残酷な描写、性的なテーマ)の内容を含みます。お送りする抜粋箇所等で内容をご確認いただき、ご自身が演じることが可能かをご判断の上、2次選考にお進みいただきます。
3.2次:面談による最終選考
脚本をご確認いただいた上で、面談を実施します。
面談はオンライン、または対面にて実施します。
対面の場合、豊橋市内での実施のほか、応募者のお住まいの地域(例:東京、大阪などの主要都市)での実施も調整可能ですので、ご相談ください。
応募開始:2025年12月15日(月)
応募締め切り:2026年2月15日(日)
主宰・小菅かおりより、応募者の皆様へ
みなさん、こんにちは。dramatheatre主宰の小菅かおりです。 今回の舞台『ジャック』は、サイコサスペンスです。
私がかつて出演した2009年の初演当時は、若手の熱量に任せて、思いつくものを皆でぶつけ合い創り上げました。 しかし、様々な表現に規制がかかりがちな現代において、このような作品を上演すること自体が難しくなっているとも感じています。
だからこそ、あえて。 この豊橋という場所で、表現の限界に思いっきり挑戦したい。
いつものドラマシアターらしい力強い作品にしたいのと同時に、今回は俳優だけでなく、映像、音楽、美術(セット・小道具)など、多くのクリエイターと共に「最強の一本」を創りたいと強く考えています。
私自身も、演出家として、そして一人の表現者として、皆さんと全力で演劇に向かい合います。 あなたが「もっとやりたいこと」「表現したいこと」を、この『ジャック』という作品を通してぶつけてみませんか?
どうか皆さん、この問題作『ジャック』で、あなたの“やりたい事”を一緒に実現しましょう! ご応募を心からお待ちしています。
お互いに「ここでやりたい!」「この人と作りたい!」とワクワクしてスタートできるのが一番だと思っています。 稽古場の雰囲気や、私の演出スタイルがあなたに合いそうか、応募の前に少しだけ覗いてみてください。
▼ 演出雑記(note) https://note.com/dramatheatre